不安障害(神経症)は虚病なのである

 

最初の頃、自分の行為に対して違和感を感じて、

 

 

自分で自分が病気になったと思い込んでしまったのである

 

 

自分のことが信じられなくて、苦しむのである

 

 

私の場合なら、

 

 

自分の仕草や態度をみて「普通の人はこんなことしないよな」とか、

 

 

「また、しなくていい確認をした」とか、

 

 

自分の仕草、態度をみて、異常であると意識して、恐怖する。

 

 

実際は、病気でも何でもないのである。

 

 

ただ病気だと勘違いしているのである。

 

 

放っておいて、自分の目の前の今やらなくてはならないことに手を出していけばよい、

 

 

ちょっとした掃除、ちょっとした買い物、ちょっとした仕事、ちょっとした趣味など、

 

 

意識して気になっても、いちいち相手にならないことである、

 

 

昔から云う、嫌なことは仕事をしているうちに忘れるものだと、

 

 

但し、とらわれたことを忘れることを目的にして、仕事をしてはいけない、

 

 

仕事をするときは、仕事のことだけに取り組んでいることだ、

 

 

または、とらわれながら、そのまま、仕事に取り組むのだ、

 

 

そのまま、あるがままに、頭でやりくりしないで、ただ仕事に取り組むほうが良い、

 

 

自然体で、つまり、あるがままでいるしかないのである。

 

 

私も、一番最初に読んだ本が「森田式精神健康法」(長谷川洋三著、もう絶版)で、

 

 

何気に開いたところに、書いてあった、

 

 

あなたは、そのまま、「あるがままで良い」のだと、

 

 

そのとき、ホッとしたのを覚えている、たしか24歳ごろだったと思う

 

 

ここまで読んで戴いてありがとうございます。